姫路市における4.8トン天井クレーン設置と検査完了
姫路市における4.8トン天井クレーンの設置作業が無事に完了しました。設置完了後のプロセスとして、以下のステップを実施いたしました。
電気配線結線
まず、天井クレーンの電気配線結線を行いました。電源ケーブル、制御ケーブル、および各種センサーの配線を慎重に接続し、配線の適切な取り回しと絶縁状態を確認しました。接続箇所にはラベルを貼付し、配線図と照合して正確性を保証しました。また、制御盤内部の接続も行い、全ての端子が確実に固定されていることを確認しました。配線完了後には、試験通電を行い、各部の電圧や電流の値を測定して、正常な動作を確認しました。
無荷重走行、横行検査
次に、無荷重状態での走行および横行検査を実施しました。クレーンを操作して各方向に移動させ、モーターや駆動装置の動作音、振動、停止位置の精度などを確認しました。特に、走行や横行時のスムーズさや制動の確実性に注視し、異常がないかを細かくチェックしました。また、各センサーやリミットスイッチの動作も確認し、異常が発生した際の対応もシミュレーションしました。
ウェイト使用走行、横行検査
無荷重検査が完了した後、ウェイトを使用しての走行および横行検査を行いました。4.8トンの最大荷重を模擬したウェイトを吊り下げ、走行および横行動作を再度検査しました。この際、荷重が加わることによるクレーンの挙動変化や構造部の変形、駆動部の負荷状況を詳細にチェックしました。特に、ブレーキの効き具合や、荷重が動いた際のクレーン全体の安定性を確認し、安全に運用できることを確認しました。
以上の検査工程を経て、4.8トン天井クレーンの設置および初期検査を完了しました。全ての検査において異常は見られず、クレーンは安全かつ正常に動作することを確認しました。これにより、姫路市における天井クレーンの設置プロジェクトは成功裏に終了しました。今後とも、安全第一での運用を心掛けてまいります。